千里市民フォーラム › 事務局から 自治体学会賞田村明まちづくり賞を受賞しました。

2019年08月25日

自治体学会賞田村明まちづくり賞を受賞しました。

自治体学会賞田村明まちづくり賞を受賞しました。

自治体学会」は、全国の自治体関係者、研究者、市民活動メンバーなどにより構成される権威ある学会ですが、このたび、同学会が毎年選出している「田村明まちづくり賞」(今年で9回目)に千里市民フォーラムが選ばれ、8月23日、堺市商工会議所において表彰状と副賞(メダル)が授与されました。

これは、設立以来16年にわたり、「ニュータウンにおける住民主導の多彩なプラットホーム活動」を実践してきたことを評価していただいたものです。

以下、授賞理由をご紹介いたします。
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千里ニュータウンは、1962年に大阪府が事業主体となって造成した日本最初の大規模団地(1,160ha)である。集合住宅地区・個人住宅地区・商業集積地区で構成されており、エリアは豊中市(369ha)と吹田市(791ha)にまたがっている。事業主体は大阪府、維持管理は豊中市と吹田市と、三つの地方自治体が関与する当地域において、まちの諸課題を解決し、市民主体のまちづくりを進めるためには、行政間の連携調整に加え、なによりも市域を超えてニュータウン住民相互が連携協働することが必要な地域である。

このようなまちの特性・構造があるなか、貴団体は、まちびらき40周年を契機に「市民が主体となってつくるまち千里」(活動理念・方針より)を掲げ、2003年に設立されている。千里ニュータウンの住民活動をつなぐ中間支援組織として、毎月のように各地区で種々の地域課題をテーマに「サロン」を開くほか、行政・事業者と共に「千里でやってみたいこと」のサポートを行うなど、市域を超えて住民間のネットワークづくりに尽力してきた。

とりわけ、年1回開催される「まちづくり市民フォーラム」においては、ニュータウンの課題について幅広い議論を重ね、千里ニュータウンの再生・活性化に寄与してきた。また、役員や活動の担い手も順調に世代継承されており、中間支援組織としての運営も優れている。

このような、ニュータウン内各地区の活動を支援しながら、活動団体間の連携・協働を促進する貴団体の幅広い活動は、当地域のコミュニティ形成・発展に多大な貢献をしているだけでなく、日本各地の大規模ニュータウンにおける住民主体のまちづくり活動のモデルを示しているともいえる。よってここに、自治体学会・田村明まちづくり賞を贈り、さらなる活動の展開を期待するものである。
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ありがとうございました!
(写真は左から、自治体学会を代表して理事長の金井利之東京大学教授。千里市民フォーラム事務局長の奥居、副代表の中澤です。※両代表は所用により出られませんでした。)


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