千里市民フォーラム › サロン サロン「竹について学ぶ会パート2」を開きました!(8/27)

2023年08月29日

サロン「竹について学ぶ会パート2」を開きました!(8/27)

◎8月27日(日)14:00~16:00
◎東町会館 集会室1&zoom
◎参加者17名(うちzoom1名、行政1名)
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千里市民フォーラムでは今年度のテーマの1つを「どうする千里の竹」とし、千里の竹に関する現状と課題を知り、フォーラムが関わるネットワークとの連携や課題解決に向けた方向性を探っています。

5月に、「竹プロジェクト」のお話を聞き、
http://senri-forum.com/e170965.html

6月には、「竹について学ぶ会パート1」として「すいた里山クラブ」前川光宏さんのお話を聞きました。
http://senri-forum.com/e171275.html

そして今回は、「竹について学ぶ会 パート2」!

千里の竹(主に新千里東町エリア)を扱うグループ「チーム竹未来」と「竹林整備プロジェクトかぐや」。それぞれの活動への思い・現状と課題・展望を聞いて、意見交換を行いました。
サロン「竹について学ぶ会パート2」を開きました!(8/27)



「竹林整備プロジェクトかぐや」のお話
・千里竹の会に2年間師事し、2018年に設立。
・東町公園の一部を整備。
・2018年台風21号による倒木などで景観に意識が向くきっかけになり活動スタートは順調だった。
・現在のメンバー数は17人。地元小学生からシニアまで幅広い世代が参加。
・騒音を考慮して機械をなるべく使わず人力で作業。
・整備エリアは平地がなく急斜面もあり大変。
・景観への思いは人それぞれにあり、意見集約をはかり管理課の豊中市と相談しながら活動。

「チーム竹未来」のお話
・2023年4月に豊中市が開いた「千里中央公園再整備にかかる活性化事業」から、竹に興味があるメンバーが集まりスタート。
・千里中央公園LABOを拠点に、エイチ・ツー・オーリテイリング株式会社、竹炭プロジェクトなどの協力を受けて活動。
・千里ニュータウンの竹林管理団体などと交流し、竹の活用や管理について学んでいる段階。
・今年の目標は、間伐竹で作った竹灯りを「千里キャンドルロード2023」の一部で灯すこと。
・工作時に出た削りカスを集めて「竹パウダー」とし、その活用を検討中。
・竹パウダーには雑草が生えにくい効果があり、配合肥料にもできる。
・環境の循環を図れないか実験を重ね、竹の魅力を発信していきたい。

「千里市民フォーラム」も交えての意見交換&今後の展望
・作業時には危険が伴う。(ハチに刺されたり、工具による怪我など)
・約50〜100年周期に咲くため伝説的に珍しい竹の花を目にできたり、整備で風通しがよくなり植生が豊かになっていくのを目の当たりにするとやりがいを感じる。

・活動の担い手不足と資金面が課題。
・竹の活用として季節もの(角松や七夕笹)のニーズはあるが一時的。
・コスト面を気にしながら、地産地消で竹を有効活用して活動費となれば嬉しい。
・マンションなどの住環境から整備活動が見えると身近な関心に繋がる。
・活動が日曜日だと、人の目に触れやすい。
・活動域外からの参加も歓迎。
・子どもが興味を持って親に伝えて、親子で活動に参加することもある。
・子から親、親から子と世代間の関心が繋がっていけばいい。

・竹を知り地域について考える機会があるといいが。
・一時期、新千里東町校区で千里竹の会が教育現場に協力していたが、学校教諭が異動した時点で途絶えてしまった。
・放課後子ども教室でも竹に触れる機会があったが、人手不足で減少傾向。
・竹林整備はSDGsにも繋がるので、竹についての学びの場はあったほうがいい。

・美化清掃にスタンプカードを導入して参加者が増えた事例がある。
・スタンプカードや豊中市のマチカネポイント付与など、地域に還元できるものがあれば関心増になるのでは。

・竹林放置が行き着くとどうなる?
・枯れて・倒れて・積み重なり生活圏に危険をもたらすだろう。
・危険な状態を知ると整備の重要性が見えてくる。
・整備前後の写真で比較できるといい。
・成長スピードが早く放置すると無限増殖する竹の生存戦略に人間は組み込まれているのかも。
・竹は人間に「ありがとう」と思っていたりして。

・竹検定やクイズといった学びを入り口にすると間口が広がりそう。
・高槻市は森林整備ボランティアを資格制にしているらしい。
→高槻市の市民林業士は、高槻市と大阪府森林組合、NPO森のプラットフォームの共催による森林管理の専門技術や知識を得るための講座「市民林業士養成講座」修了者に交付される認定資格。詳細
・他市の事例も聞いてみたい。
・若手からベテランまで交流できる竹サミットはどうだろう。


活発な意見や展望は、2024年2月に予定している千里文化センター公民連携事業「竹について学ぶ会(仮題)」に繋げていきます!


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Posted by 千里市民フォーラム at 11:20│Comments(0)サロン
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